ラジオ日本の収録で半年ぶりに会った
牧野紗弥ちゃんと雑談してたら「ニュースや社会の動きを見ていたら最近大人が信じられなくなってきちゃいました」。無責任な人が多過ぎると言う。けれど自分じゃ何も出来ないから凄くもどかしいそうな。ずいぶん勉強したね!
紗弥ちゃんは海外留学の経験もある才媛。彼女のような「社会を考えている若者」に聞くと、一様に同じようなことを考えているようだ。まぁ「自分なら何でも出来ます! だから公務員になります!」と根拠のない自信を持つ東大生や、逆に何も考えていない若者とかも多いですけど。
閑話休題。「国沢学校の記事を読むと暗い話ばかりでイヤになる」という意見を頂く。もう少し行間を読んでいただければ解ると思うけれど、私自身、暗い気持ちなどコレッポッちも持っていない。終わりは始まりを意味するからだ。というか、1日でも早く終わらせたいと考えているほど。
例えば「国は借金や年金で破綻する」と書いている。国が破綻すると、日本の通貨である「円」はゼロを二つ程度失うだろう。困るの誰か? 若い世代じゃありません。財産を持っている40歳代以上の人間です。私を含めこの人達はダメな国を作ってしまった責任を取らなければならないワケ。
国が抱える1000兆円の借金だって10兆円になる、と考えていい。これ、第二次世界大戦でも経験していること。戦争の費用を調達するため、戦時国債という紙切れをバンバン印刷。国を信じそいつを買った国民も多かった。戦後、猛烈なインフレとなり、10円のモノが1000円になってしまう。
されど戦後、国債を換金したら額面と同じ10円のまま。1千万円の蓄えを持っていた人も、10万円の蓄えになってしまう。現在の赤字国債とまったく同じ構図。今の日本の国債買うなんて信じられぬ。国の破綻とはそういうことです。もちろん公務員は職を失い、多くの人にとってゼロからのスタートになる。
精算さえ済めば後は自由! 役に立たない官僚達などケ飛ばし、若い世代達を中心に新しい日本を作っていけばいい。その際、日本にとって必要なのが技術力。若い人達はそろそろ「新しい日本」を意識し、心の準備を始めるべきだ。そうそう。優良企業は国の破綻に耐えられることを付け足しておきます。
・