エクステリアは『ザ・エルグランド』という感じですが、先代より躍動感がありカッコいいと思います。乗り込んでみると、内装が先代よりも豪華で完全に高級車だ!と感じます。ドアを閉めて走り出します。エンジンは2.5ℓですが振動は少なく、静粛性も高いです。CVTとのマッチングも良いのか、加速時の『かったるさ』も感じられません。乗ってみてまず驚いたのは乗り心地の良さ。荒い路面を比較的高いスピードで通過しても、ボディのビビリなどは皆無で、振動もいい塩梅に遮られていると感じました。どうやら、このクルマは小さな入力でもしっかり動く、フリクションの少ない上質な足回りを持っているようです。路面からの振動が少ないから、フニャフニャというわけでもなく、交差点を少々速いスピードで曲がってもロールはほとんど感じません。『コシのある乗り心地』ですね。
高速道路に入ります。エルグランドの走りは僕の想像していたものとかなり違っていて、ドッシリしていて非常に安心感がありました。素早いレーンチェンジを行った際も俊敏でした。リニアなハンドリングや素晴らしい安定性は足回りによるものだけでなく、旧型モデルよりも大幅に低重心になった事も貢献しているのでしょう。エンジンが静かだと気になってしまう、ロードノイズや風きり音のレベルも僕が感じた限りではかなり低かったです。
3.5ℓ車は更に素晴らしい乗り味を見せてくれるのかと思いきや、ちょっと違いました。2.5ℓ車より重い車重をちゃんと走らせるらせるために、サスペンションが固められているのが乗ってすぐに分かりました。細かい路面の凹凸も結構拾う感じです。これがスポーツカーならいいと思うのですが、乗員が快適に移動できるというのが最重要ですので、もうすこし工夫をして、乗り心地の当たりを柔らかくして欲しかったです。エンジンも六気筒だからといって、官能的なサウンド等は無く(当たり前ですが)確かに至極スムーズですが思っていたより普通でした。
その後僕はエルグランドのカットボディを見たのですが、フロント・リアサスペンション周りがしっかり補強されていたのはすごいと思いました。16インチ車は最小回転半径が5.4メートルというのも見逃せませんね。
新型エルグランドの販売が好調なのも、このようなあまり目立たない部分の性能向上もしっかり行ったからなんだとつくづく思いました。
次はもっと分かりやすくて的確な評論ができるように頑張ります。よろしくお願いします!
いつもベストカーで拝見していますヨ。
同乗者目線の楽しいレポートを期待しています!頑張ってください!!
でも清水草一氏の文章の方が少年らしく思えるのは私の気のせいなのだろうか。
最近の少年は大人なんだね。
とにかく頬をつねって我が目を疑っている。
文章の量も適切で、簡潔に述べられており読みやすい文章でした。
これからも頑張ってください。
クルマの評論家を目指しているのかな?
がんばってください。
車が好きで良く知ってる・・・ってだけの評論家にはならないでね。