2010年04月15日

電子制御とリコール

アメリカの消費者機関誌「コンシュマーレポート」が行ったテストで、レクサスGX460(日本のランクルプラドのV8版)のハイスピードコーナリング時の挙動が問題になっています。

You Tubeに出ているニュース動画を見ると確かに「ホントにVSC付いてんのか?」と思うくらい、豪快にテールスライドしています。しかし、VSCのことを別にして動画を見ると「プラドはあんな巨大なSUVなのにコントロール性は高いんだな」と感心したり、単純に重量級SUVがドリフトしている姿をカッコよく思ってしまいます。

そんな余興は置いておいて、アメリカでトヨタ車の安全性というと政治的な部分やデッチ上げのようなことを思い出してしまいますが、コンシュマーレポートは公平性を保つために誌面に広告が一切などアメリカで大変信頼されている機関なので、信ぴょう性に問題はなさそうです。ちなみにテスト用のサンプル商品はお客さんが買うのと同じように購入したものを使っています。

あのテールスライドの原因はビデオを見ている限り、VSCが効いていないことのように思います。仮にVSCをオフにしていたとしても、最近はVSCをまったく無効に出来る車はかなりマニアックなスポーツモデルくらいですから、あそこまで派手にテールスライドするのはVSC付きなら考えにくいです。もしくは車の重さなどにコーナー進入スピードがあまりに速くて、VSCの作動が間に合わなかったとか。でも、それだったらすでに他の同クラスの車で同じような問題が起きそうなものです。

問題がVSCだとすれば電子制御の部分ですから(もっともVSCがオンでも機能しない個体がたくさんあるとしたらそれはそれで大問題ですが)、プリウスのブレーキ抜け問題のように、作動タイミングの見直しなどのソフトウェアでの対策で対応できるのではないでしょうか。それだったら比較的短時間で新たな部品も不要な分、低コストで対応できそうです。

車に関するソフトウェアが原因の問題を見ていると電子制御ゆえの怖さや問題もあるものの、その反面で電子制御ならではの利点というのも数多く再認識させられます。



posted by 親方 at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 永田恵一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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