
白のプリウスと銀のインサイトが何台も並ぶある意味凄い光景

本職の方が組んだタイヤは気持ちいいくらいエアのバルブと合わせる黄色いマークが揃っています
と言いながらも、転がり抵抗が少ないかはGT3での記憶や比較対象のタイヤもないので分かりませんでした。しかし、フィーリング面は対GT3でステアリングセンター付近の締りやハンドルを切った際のレスポンス、正確さが向上しているように感じました。大切なエコの部分は分かりませんでしたが、タイヤとしてのフィーリングはノイズも小さいですし上々です。乗り心地も特に気になるところがなかったので、GT3よりも良くなっている気がします。


エコタイヤとは思えない鋭い走り
会場にはBスタイルEX、EX10それぞれを使った3輪車もデモンストレーション用にありました(タイヤサイズはインサイトなどに使われる175/65R15)。

こちらは違いが分かりやすく、発進や加速時に必要な力の量などEX10の転がり抵抗の少なさが確認出来ました。また、印象的だったのグリップの差で、3輪車ですから横方向から掛かる入力の増加により後輪の内輪の浮き上がりが発生しますが、その頻度は同じようにハンドルを切っているつもりでもEX10が多かったです。これはグリップの強さとイコールと考えていいのではないでしょうか。それにしても本来2〜3cmのタイヤが付いている自転車に175幅のタイヤが着くと、重さやグリップが強烈でした。


上の写真は、下り坂をニュートラルで下ることによる転がり抵抗低減のデモンストレーションです。写真の通りEX10の方がよく転がっています。
EX10はメーカーの主張ではありませんが、EP100ほどストイックに燃費は追求していないけど快適性を含む走りもなかなかで、エコロジーとエコノミーの折り合いも良く、魅力あるエコタイヤでした。今後ブリヂストンのラインナップにおける1つの柱になるのは間違いないのではないでしょう。