2009年10月22日

主に小ネタを披露するTMSレポート2 レクサスLF−A

レクサスLF−A

個人的な今年の東京モーターショーのインパクト大賞はレクサスLF−Aでした。どこにインパクトを感じたかといえば、いい悪い、速さとかは関係なくとにかくトヨタがこのクラスの車を出したということ。2年前のGT−Rと同じように日本車が今まで踏み入れていなかった世界に参入した点だけでも、日本車の歴史の大きな一歩に名を刻む資格があると思います。FT86コンセプトと共にトヨタが楽しさ、数字に出ない魅力を重視し始めたのは強く感じますし、このモーターショーから「トヨタが変わるんじゃないか」(車に反映されるのは数年後としても)と大きな期待を持ちました。

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日の丸を意識して白だったりして

ここからは小ネタです。東京モーターショーではLF−Aの実車だけでなく、各部パーツを見ることもできます。その代表が西ホールのヤマハブース(正式にはヤマハ発動機)です。バイクやマリンのヤマハですが、トヨタとヤマハのコラボレーションというのはエンジン&車体だと2000GT、エンジンでは4気筒/T型ツインカム、3S−GE、2ZZ、6気筒/1G−GE、1JZ−GTE、4GR−FSE、V8/2UR−GEと数多くあります。その集大成となるLF−AのV10エンジンとニュルブルクリンク24時間レース出場車が展示されています。さらにLF−Aではヤマハ(楽器の部門)と共同でエンジン音のチューニングをしていることもあり、ブース裏には車内の音の視聴コーナーもあります。このエンジン音が90年代初めにルマン24時間に出ていたトヨタTS010(3.5リッターV10、リンク先はYou Tubeにある車載カメラ)のような素晴らしい音で、思わず聞き入ってしまいます。ちなみのこのエンジン音はエンジンスタートからバッグでガレージに入れるところまでという構成で、シビレます。私もデジカメで動画を撮ってしまいました。You Tubeにでもアップ出来ればいいのですが、動画に疎く出来ません。申し訳ありません。

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レースカーの傷(ある意味勲章)もそのまま

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スピーカーもヤマハ

話がずれますが、2000GTのウッドパネルは楽器を作っている音楽のヤマハが作ったものであるように、LF−Aの音のチューニングをヤマハと行ったというのは見方によってはLF−Aは現代の2000GT的な要素も持っていると考えることも出来るのかもしれません。

その他ではアイシン/トランスアクスル&ブレーキ関係、小糸/ヘッドライト、サスペンションメンバー/光生アルミニューム工業、メーター/矢崎、ステリアリング/豊田合成、カーボン製フロア/豊田自動織機がLF−Aの部品を出展しています。

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アイシン製トランスアクスル(ゲトラグかと思っていました)

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アイシン製電動制御ブレーキ(油圧を電動ポンプで発生させるタイプ)

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小糸製HIDヘッドライト


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光生アルミニューム製工業サスペンションメンバー

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矢崎製メーター(メーターの動きと一緒にエンジン音も出ます)

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豊田合成製ステアリング(上部&下部はカーボン、スポークと握りの部分は中空構造。80スープラの後期RZのステアリングの技術が入ってたりして?)

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豊田自動織機製カーボンフロア

LA−Fがトヨタの技術の結集ならば、その部品も部品メーカーの技術の結集であるわけで、このような技術をモーターショーという場で披露出来るというのは、GT−Rのときに部品の展示が相次いだのと同じように部品メーカーにとってもモチベーションや会社のイメージ向上になる違いありません。部品メーカーの方に聞いても「士気は上がりました。部品メーカーにも車が好きで入社した人が大勢いますからね」と言っていました。

LF−Aの登場は車への注目を集めたと同時に、部品メーカーに好影響を与えたことでも大きな功績なのではないでしょうか。



posted by 親方 at 23:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 弟子永田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
LFAのエンジン音、インターネットでの試聴も出来ます。
なんと驚いた事にヤマハはヤマハでも発動機ではない日本楽器のHPです。
つまり音響のヤマハがサウンドデザインしたそうです。
http://www.yamaha.co.jp/news/2009/09102102.html
国産車も音作りにまじめに取り組みだしたということでしょうか。

アストンマーチンのHPでは存分に音を聞かせてくれる所があったんですがこちらのほうがかなり刺激的な聞かせ方をしてくれていましたけどね。
Posted by すとりんがー at 2009年10月23日 23:45
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