2009年10月09日

新型ステップワゴンが発表されました

今日は青山のホンダ本社で、4代目となるステップワゴンの発表会でした。

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先代モデルはこのクラスのミニバンとして見ると、使い勝手や広さよりホンダ独自の低床・低重心パッケージを生かした走りを車でした。このコンセプトは車好きから見れば好ましいものでしたが、ごく普通の人が多いユーザー層もあってか商業的には決して成功作とは言えませんでした。

その反省もあり、新型は室内の広さや使い勝手を重視。コンセプト的には初代や2代目のステップワゴンの方向に戻った感じです。

このことはボディサイズやスタイルにも象徴されており、ボディサイズは4690mm×1695mm×1815mm(全長×全幅×全高、全長と全高がそれぞれ50mm、45mm拡大、ホイールベースは2855mmで同じ)となりました。スタイルもガラス面積が広がり車内の解放感を向上。加えてサイドウインドウも直角も立ち気味となり、実質的な居心地のいい室内となりました。

ホンダの低床・低重心ミニバンということで床の高さや室内高が気になりますが、新型ステップワゴンは床の高さは先代と同じで、全高の高くなった分室内高も高くなっています。

スタイル自体もコンセプトと同様に初代、2代目の方向というかボクシーなものとなりました。

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プレーンな印象の標準タイプ

新型ステップワゴンには2代目、3代目に途中から追加されたエアロパーツ的でスポーティーなスタイルとなるスパーダも初めから設定されています。こちらはメッキパーツ、クリアテールが付くこともあり、非常に厳ついスタイルです。個人的には「ちょっと怖すぎるかも」と感じました。

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グリル内はドレスアップカーのようなランプ付き

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インテリアは平らなスペースが多く、フリードのような印象です。質感は若干プラスチック的なところもありますが、許容範囲だと思います。座った印象は歴代のステップワゴンと同じく、「見晴らしはいいけど、乗用車的ですぐ受け入れられそう」といったところ。

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受け入れやすいといえば、助手席側に着く左下を見るためのミラーはアイデア賞ものです。このミラーはドアミラーの外側に鏡を付けて、鏡に映った画像を反転させて車内のミラーに映すという仕組みで、運転しやすさはもちろん、洗車機に入れる度に壊れないか悩んでしまう補助ミラーの代わりになる点でも素晴らしいです。是非SUVの補助ミラーの代わりにも使って欲しいところですが、ホンダのこの種の車はドアミラーの下側に左下を映す機能がすでに付いていて、地味ながら立派なことだと思います。

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ドアミラー側の鏡

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室内側の補助ミラー

セカンドシートは室内高の拡大もあり、クラストップの広さ。シートの厚みも十分以上で「乗せてもらうならここだな」と感じます。

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開口部も広がったセカンドシート、フローリングフロアの設定もあり

サードシートは十分な広さですが、セカンドシートと比べると若干シートが薄いというか平板な印象です。

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そして新型ステップワゴンのハイライトの1つと言えるのが、サードシートの収納方法です。ハイト系のミニバンはサイズを問わず全般に両側に跳ね上げるケースがほとんどですが、新型ステップワゴンは床下収納になりました。操作も簡単で、バックレストを前に倒した後、レバーを引きながらヒモを持って反転させて空きスペースにシートを入れ、バンドで止めて終了と、初めてでもシートに張ってある説明を見れば使いこなせます。

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片側だけ残すことが出来ない難点はあるものの画期的な収納方法

この収納を実現するにあたってリア側のオーバーハング床下に大きなスペースを空けなければならず、下回りは本来まっすぐのリアフレームが湾曲していたり、マフラーのタイコはリアタイアの間に横型に入っているなど、パズルのような状態です。


posted by 親方 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 弟子永田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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