2009年05月26日

VWシロッコが発表されました

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昨日はVWシロッコの発表会でした。トロッコではありません。懐かしい名前であるシロッコはVW流の「風」にちなんだ車名で「サハラ砂漠から地中海に吹く熱い風」という意味ですが、初代モデルの74年に登場。初代モデルはVWの主力モデルがRRの空冷ビートルからFFのゴルフに変わる大変革期で、いきなりFFのゴルフを市場に出すという不安もあったためゴルフを発売する前に3ドアファストバックのシロッコを世に出し、初期トラブルなどを解消するという役割も持ったモデルでした。その後2代目モデルを経てしばらく聞かない名前となっていましたが、昨年のジュネーブモーターショーで復活し、日本導入も開始となりました。日本に導入されるグレードは1.4リッターTSIエンジン(スーパーチャージャー+ターボ)のシロッコTSIと2リッターターボのシロッコ2.0TSIの2種類となります。

そのシロッコの位置付けは、ゴルフベースのスタイリッシュな3ドアハッチバックといったところ。スタイルはワイド&ロー、最近珍しくなったルーフの長いプロポーションなどにより、全長4255mm×全幅1810mm×全高1420mmというサイズ以上に大きく見える点が特徴です。

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見る角度によってはフロントがガルウイングのトヨタ・セラ、リアが91年に出たミラージュに似て見える人もいるかもしれません。

インテリアはゴルフ5に近い造形で、シート地はシロッコTSI/アルカンタラとファブリックのコンビ、シロッコ2.0TSI/レザーとなります。

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歴代シロッコは「4人がちゃんと乗れる」という持ち味も引き継がれており、新型シロッコのリアシートも長距離ドライブにも対応する広さが確保されています。

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開口部は高いものの、4人分の荷物がしっかり積めるラゲッジスペース


ハード面は前述した通りゴルフベースで、エンジン&トランスミッションは1.4リッターTSI(160馬力)+乾式クラッチの7速DSG、2リッター(200馬力)+湿式クラッチの6速DSGと、それほど目新しいものはありません。

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パワーと燃費の燃費が絶妙な1.4リッターTSI

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こちらは2リッターTSI

足回りもゴルフに非常に近いもの(形式はフロント/ストラット、リア/4リンクマルチリンク)ですが、全幅の広い分トレッドが広がり、シロッコ2.0TSIには「DCC」と呼ばれる3モードの可変ダンパー(電動パワステの重さの調整も含む)が標準装備されるという違いを持ちます。

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写真はシロッコ2.0TSIに付く18インチタイヤ

価格はシロッコTSI/392万、シロッコ2.0TSI/447万円と一瞬「エッ」と思ってしまいますが、装備内容を見るとESPなどの安全装備はもちろんカーナビまで標準装備。ゴルフの1.4リッターTSI(160馬力仕様)でもカーナビなしで312万円することを考えれば、「そのくらいかな」と思えるところではないでしょうか。

なお日曜日のニュルブルクリンク24時間レースでのシロッコのクラス優勝は、ドリザス社長の挨拶でもしっかり使われていました。

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posted by 親方 at 00:29| Comment(5) | TrackBack(0) | 弟子永田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いくら装備が充実しているとは言え2Lのモデルが同じようなスペックのAudiTT2.0Lより高いというのはどうか考え物と…
1.4LのモデルもA3の1.4Lより高い…

日本法人の考えとして若者が買うような車にはしたく無いという事なのかもしれません。

また評判の悪いサンヨー開発のナビを付けて装備を充実したと言われてもなんだかなといった感があります。
Posted by 松田 at 2009年05月26日 19:22
初めて書き込みます。
いつも辛口(特にレガシィ)の評価の永田さんにしては、普通の記事になっていますね(笑)次は辛口になるのかなあ?
 私はBPHアウトバックXTを所有しております。

最近のVWはゴルフなどを見て元気がいいんで興味をもっております。(買う対象ではありませんが)シロッコもユニークなデザインの感じはしますが、いかんせん幅1810mmというのは、ちょっとデカイですね。新型アウトバックと10mmしか違わない。コックピットもゴルフとほぼ同じデザインでちょっと残念。

価格も含め、レアな車好き向け専用という位置づけなのかなと思いました。

このレース仕様がニュルブルクリンクで圧勝したのだから、それはスゴイですけど。
Posted by カワラ at 2009年05月27日 08:01
どうもVWジャパンはシロッコを売る気があるのかどうかわかりません。
ちょっとおしゃれなクーペなのにボディカラーは4色。
内装だってレザーはボディカラーの制限つきで2色。
在庫車販売を楽にして効率追求ということでしょうが受注生産でいいから本国並にボディカラーや内装を選べるようにしてもらえないんでしょうかね。

ゴルフVでもオプションでキセノンを選べないように制限していたしインポーターのやる気が無いように思えませんか。

少なくとも決算で利益が出そうだから即納車をもってこいというような車じゃないんだしオプション選びの楽しみを増やせば魅力も増すんじゃないですかね。
Posted by すとりんがー at 2009年05月27日 21:24
他の方もおっしゃっているように価格に疑問ありです。

まずアウディTT2.0より高いこと。
シロッコがいくら革シートと18インチが標準だといっても、あちらは半アルミボディと、とりあえずアウディブランドですからね。
TT2.0−40〜50万円が適正価格かと。

次にゴルフGTIと比べて90万円も高いこと。
確かに価格差の半分くらいは装備の差であるが、この差は大きすぎる。
どこかの雑誌には、本国ではゴルフより少し安いと書いてたのに…?
やはりこの考え方でもGTI+50万円が適正価格かと。

上記よりシロッコ2.0の適正価格は、410万円くらいが妥当であり、40万円くらい高過ぎると思う。
Posted by quattro at 2009年05月28日 03:52
教えてください。
この車、FFなんですかね。
公式サイトのどこを見ても駆動方式について見当たらないので…。
素人ですがすみません。
Posted by ふじわら at 2009年05月28日 13:45
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