2009年05月07日

ホンダインサイト 再インプレッション

前回のレガシィの時も書いたように、今年最大の注目モデルとも言っていい3代目新型プリウスにとって”唯一”と言えるライバルは、間違いなくホンダインサイトです。価格面や性能面も加えてハイブリッド競争はますます熾烈化しそうです。

インサイトについては登場直後、実車チェックと簡単な試乗インプレッションをレポートさせて頂きましたが、注目度が高いモデルの上、前回のレポートでも現ハイブリッドオーナーの方々からも様々な貴重なご意見をコメントで頂きました。

その際に指摘があった、まだまだ自分の見識と感受性の未熟さの意味を込めて、今回は短時間では見えないインサイトの素性を見るため、1日しっかりと様々なシチュエーションで走る機会を設け、改めてレポートしたいと思います。

約500kmを走る事で、前回では見えなかった様々な部分が垣間見ることができ、以前レポートした際とは真逆に感じた点も見受けられました。

P1.jpg

画像の通り、乗ったのはベースモデルのG。アラバスタシルバーメタリックは、個性的なインサイトを少し地味な印象に埋没してしまう感じでしょうか。シートカラ―はブルー。カラーによってシート色の組み合わせが限定されるので、購入検討される方は注意です。

まず乗りこんで感じるのは、やはりヒップポイントの低さ。Aピラーもグッと寝ていて開放感や広々感は皆無ですが、これをスポーティと取るか、ただ狭いと感じるかで評価は分かれそうです。リアシートの狭さは問題だと思いますが、最近の車ではあまり見られなくなった、足を前に投げだす格好となるポジショニングに好印象を覚えました。

Aピラーの形状も十分に考えられ、視界の広さも問題ありません。縦2段重ねのマルチスプレックスメーターは、人によってはステアリングとの位置関係で干渉する可能性もあるようですが、自分の場合は問題なし。テレスコピック機能がベースモデルから標準で装着されるのは大変評価したい部分で、ホンダ車に多く見られる「足の長さをペダルに合わせると、ステアリングが遠い」感覚は感じられません。ただステアリングのグリップの太さ・握りの良さは非常にいいのですが、やはりデザインはいつまでたっても慣れませんでした。

さて、まず最初は一般道をメインに、ECONモードはON、アクセルワークに気を遣いながら走り始めます。メーター内にあるマルチインフォメーションディスプレイには、コーチング・ティーチング機能の様々な表示が可能。運転中の凝視は厳しいものがあるものの、ディスプレイの切り替えはステアリング右側のスイッチで操作でき、利便性は○。

これなら純正HDDナビを装着せずに簡易ナビを装着したとしても、インサイトのエコドライブの楽しさは十分味わえるでしょう。以前気になったややオフセットしたナビ位置ですが、やはり少し操作の際には若干ドライバー側からは遠い印象があります。純正ナビが、ホンダお得意のジョイスティックを用いた操作系を採用していえば、さらなるインターフェイス面での優位性を見出せたのですが、やはりコスト面で難しかったのでしょうか。

走りの方ですが、動き出しはスムーズかつ軽やか。旧型フィットと同じトルコンを内蔵しないタイプCVTは、いまやそのクラッチの断続の際に感じるギクシャクさを感じる事は全くなし。また低速時に急に重くなる傾向があった電動パワステの違和感も減少しています。ただそのフィーリングはやはりまだどこか人工的で、路面とのコンタクト性に関してはまだまださらなる熟成を望みたいところ。

ECONモードONの状態だと、始動後しばらく走って停車すると、時速10km/hを切るあたりでエンジンがストップ。しかし以前ご指摘のあった通り、エアコンON状態だとアイドルストップ時間はやはり短くなっているようです。この時期なのでまだ影響は少ないものの、真夏の炎天下ではやはりベルト駆動のエアコンを採用する限り、影響は避けられないでしょう。

また、これは長時間乗っていて気がついた事なのですが、停車時にアイドリングストップをさせるためには、ブレーキをある一定力以上踏み続ける事が必要。「アクセルを踏む事」ではなく「ブレーキを離す事」によってエンジンが始動するホンダ方式のハイブリッドの特徴なのですが、信号待ちなどで少しでもブレーキを緩めてしまうと(それでも発進はせず、ブレーキランプもついている状態)、すぐにエンジンが始動してしまいます。

ブレーキをなるべく一定力以上で踏む事が、結構な足への負担となって後々に響いてきました。個人的な癖で、普段停車時にはニュートラル&サイドブレーキを使用して停車時間を過ごす事が多い事もあり、エコランのための丁寧なアクセルワークをする事よりもよっぽど疲れてしまいました。もちろん、ある程度止まる時間が見込まれるなら、キーでエンジンを止めればいいのですが……

ホンダ方式のハイブリッドは、低速時でもエンジンが始動しており、トヨタ方式のハイブリッドで問題となっている「低速走行時のモーター走行領域で、静かすぎて周りの歩行者が車の存在に気付かない」という事はありませんが、やはり動いたり止まったりする渋滞などでは、エンジンがついたり消えたりと非常にせわしなくなります。

ここはあくまでも「モーターがついたガソリン自動車」であり、プリウスのような「エンジン付電気自動車」のようにならない最大の違い。個人的には、ホンダ方式でせめて動き出し10km/h程度までモーターのみの走行ができれば、随分と心理的にも燃費的にも変わってくると思うのですが、難しいところです。

とは言うものの、いつもより少しアクセルワークに気を遣い、上手くエンジンブレーキを多用して、加速時にはメーター左側のモーターアシストの状況を気にしながら運転していると、燃費はグングンと伸びていきます。

葉っぱの数で運転の状況を診断してくれますが、5枚満点状態にするのはそう難しい事ではありません。エアコンON、3名乗車、天候は雨とコンディションは良い方ではありませんでしたが、メーター上の燃費系の数値は、走り始めから23km/L付近で落ち着いていました。

さて、ここからステージを高速道路へ。本線合流への加速は、バッテリーの状態を確認した上で、ECONモードを解除しシフトをSレンジへ。アクセル全開でエンジン回転数は6000回転キープ、モーターのアシスト全開という状況も試しましたが、ここまですればインサイトは高速道路でも十分に流れをリードできる動力性能を持ち合わせています。3名乗車ながら、この状態だととても1.3Lのクルマに乗っているようには思えません。

しかしながら、ここまですれば当然燃費は急降下。アンビエントメーターは真っ青に。もうこの時点ですっかりアンビエントメーターの色変化によるコーチング機能にドライバーは洗脳されています。メーターがブルーになる=悪。すぐにDレンジ、ECONモードをONにして、エコラン走行を再開。

先ほどのようにフル加速体制を整えなくても、通常域であれば必要十分の加速は披露してくれます。加速の際は、できるだけメーター色を「ブルーグリーン」に保ちつつ、じわじわと速度を上げていくのが燃費上で有利なように思えました。

クルマの流れは比較的スムーズで、80〜90km/hとちょうど燃費に一番良さそうな状態でエコラン。アクセルは常にほぼ一定なものの、アシストメーターを見ると、じわりとモーターアシストをしたり、じわりとバッテリー内へ回生をしていたりと、かなり細かく頻繁に制御しているようです。

少しアクセルを踏み足すと、モーターがしっかりとアシスト。しかしながらバッテリー内へ回生しながら加速を試みても、アクセル開度が少なければ、さほど大きな体感差はありません。ここはやはりエンジンの存在が大きいホンダ方式のハイブリッドシステムらしいところでしょう。

一度、長く続く急傾斜の際に、モーターが空になりアシスト切れになる状況にも遭遇。キツイ登りでアシストが切れ、強制充電が始まってしまうと、さすがに力不足感は否めませんが、アクセルをグッと踏み込めばそれなりに十分な加速をしてくれます。

また、エンジン音についてもプリウスのそれと比べれば、「音量」自体はインサイトも結構賑やかなものの、「音質」に関しては幾分サウンドとして聞こえる部分もあり、このあたりエンジンがかかると途端にガサツに感じられる現行プリウスと比較すれば、若干スポーティな印象がインサイトからは感じられます。

先ほどの制御カットのフル加速状態が追い越しをする際に数回、登りでのアシスト切れが1回あったものの、それ以外は走行車線で落ち着いて走った結果、燃費計で今回ベストの24.9km/Lを記録。3名乗車でエアコンON状態なら、なかなかの数値でしょうか。もっと真剣に走れば、30km/Lもそう難しくはないのでは?と思います。この時点でも当然葉っぱは5枚状態。

ここで気になるのは、そのハイブリッドに関するパワートレーンではなく、肝心のシャシーの方。タイヤサイズは純正15インチタイヤ+ホイールキャップというスタンダード仕様。それでもやはり乗り心地は硬め。

それ以上に、高速道路走行中、とにかく直進性を保つのに神経を使わされました。前後のサスの動きが一定ではなく、車線変更時にもステアリングの操作に対して、リアがワンテンポ遅れて追従してくる印象。加え、とにかく横風に対して進路が乱され易い。こんなに車高が低いのになぜ?

おそらくは複合要因なのでしょうが、まずは足周り。前後でプラットフォームが違うクルマは最近珍しくないので原因ではないでしょうが、このインサイトの車重に対して、シャシー自体のキャパシティがギリギリな印象があります。

ギャップなどで進路を乱され易いのは、バネレートやダンパーなどの種類やセッティングの影響ではなく、おそらくブッシュ類で無理やり動きをしっかりさせようとする弊害が、この速度域に出ているような印象。

タウンスピードでは気づかなかったものの、リアハッチの開口部が大きい分のボディ剛性の不足感も、ちょうど100km/以下付近の領域あたりから感じ始めます。空力に関して気を使ってはいるのでしょうが、意外と横風に関してはハッキリと弱いと言えます。

その証拠に、スピードをもう一段階上げて、追い越し車線の流れをリードするペースで走ると、途端に不思議とピタッとクルマの挙動が落ち着いてきます。足の動きやダンピングも一定になり、ステアリングの座りもドシっと安定。

風切り音も一定になり、加速がスムーズになったような気さえします。しかしながら、当然この速度域で走り続けるとオービスや覆面パトカーへの心配も増しますし、何より燃費にモロに影響してきます。

ハイスピード領域での操安性はなかなかのものが見られ、1.3Lハイブリッドでも十分なハイスピードクルージングが可能な事が確認できましたが、インサイトの性能やキャラクターを考えても、本来もっとも燃費に効く領域で走りやすく安定したセッティングをセットアップするべきだったのでは。今回乗った限りでは、エコラン速度域がもっとも運転で神径を使ってしまうという、本末転倒な印象を率直に受けました。

街乗り領域だけなら問題ないものの、3時間を超え始めると途端に体に痛みが。ホールド性はそこそこなものの、シート自体もやはり長時間乗ると△。また、途中30分ほど後席にも座りましたが、絶対的なスペース不足はもちろん、シートサイズも178cmの自分には、特に座面長は明らかに不足気味。

後席からだとさらにクルーズ状態の直進時の車自体の特異な動きがより感じられ、全く落ち着きませんでした。一応リアドアはあるものの、基本的な大人が後部座席をよく使うというのであれば、その乗員性やヘッドクリアランスも含めて、インサイトはお勧めできません。

高速走行が終わり、再び一般道へ。ここでは少し軽いワインディングなども含まれたコースなので、積極的にアクセルを踏む運転スタイルへと変更。先ほどはほぼ常時ECONボタンON状態でしたが、今回は加速したい状況では積極的にスイッチを切るようにして走りました。

ON状態でも一般的な加速には十分でしたが、やはりスイッチを切った方が3割増しくらいのイメージで加速がより俊敏に。とくに30〜60km/hの加速区間などは、アクセルに対するレスポンスが見違えて良くなります。

この変化はメーター上でもはっきりと分かり、ON状態だとメーター色はグリーン→ブルーグリーン→ブルーと変化していきますが、OFF状態だとグリーンからすぐに濃いブルーへと変化。中間のブルーグリーンの状態がほとんどなくなる事が分かります。

その代償として、当然燃費は悪化傾向。しかしながら落差はわずかなもので、これならこの動力性能を引き換えにしてもいいかも、と思うレベルです。しかしながらバッテリーの残量への影響はハッキリと出ていて、アイドルストップの時間・回数ともに大きく減ります。

やはり本来は、ECONモードONがデフォルトなのでしょう。それならばむしろ最初からこの領域を標準とし、OFF状態をスポーツモードなどのようにした方が分かりやすかったのでは?実際走り始めると、スイッチの使い方をそういった感覚でON・OFF操作していました。

スイッチ自体は大きく分かりやすい場所にあるものの、本来はわざわざドンとかまえなくても、ステアリングやシフトノブにスイッチは配置されたほうが、操作性はより良い気がします。

さて、高速走行時では辛口になってしまいましたが、ワインディングになるとこのインサイトは俄然魅力を増してきます。リアにバッテリーを搭載することで、ノーズの反応はFFとは思えないほど軽やか。フットワークも軽く、こういった場面ではキチンと足がストロークしつつロールを抑え、動きが一段とシャキッとします。

一方、停車中や交差点での違和感はほとんどなくなった電動パワステの違和感はこういった場面で顔を出すのが残念。例えば右コーナー旋回中に障害物を発見、左へステアを切って回避、そしてまた右へ素早くステアし車線に戻る、といったダブルレーンチェンジのような時、素早い動きに対して電動パワステのアシストが追いつかなくなり、一瞬不自然なほどステアが重くなったりする現象が起こります。

ここはまだ容量自体が足りていない証拠でしょう。もっとも、ここまで求めるのは酷かもしれませんが、インサイトはそういった動きを軽やかにこなしてしまうポテンシャルの持ち主。ここは甘く見ず、いずれしっかりと対策をしてくれれば、ただ単にエコである事だけがインサイトの持ち味でないと、よりアピールできるはずです。

また同時に、ここまで身のこなしが良いとなると、今度はバッテリーの重量分が悪さをしてリアのスタビリティが心配に。いざという事を考えても、VSAの装着は是非マストでお勧めしておきたいところ。またこういった場面でもブレーキ時の違和感はほとんどなし。バッテリーがフル充電して、回生力がなくなる瞬間にブレーキのタッチが変化するのは少し慣れが必要かもしれませんが、プリウスのブレーキよりは格段に違和感なく扱えます。

そして再びノロノロ運転の市街地走行へ。狭い道に出くわすと、このインサイトの5ナンバーにこだわったボディサイズが威力を発揮。やはりすれ違いや細い路地など、このインサイトのサイズ(特に全幅)は日本で乗るにはベストサイズ。それだけに、リア斜め後方の大きな死角は非常に残念。インサイトではデザイン的なバランスが難しいのでしょうが、ここはクォーターガラスを設置するプリウスのほうが一枚上手のようです。

今回のGタイプはHID未装着車。プロジェクター方式のハロゲンヘッドライトは久々だったのですが、お世辞にも明るいとは言えず。ここは先述したように、GにはHIDとVSAがセットでオプション。価格がポイントのインサイトながら、この2点は是非一緒に装着しておきたい装備だと個人的には思います。

最後に、燃費報告。計測は満タン法。出発前にセルフスタンドにて、給油口ギリギリまで満タンに。計測時も一気にガソリンを入れるのではなく、セルフスタンドにてチョロチョロ入れ、再び給油口付近まで満タン。誤差が多い計測法ではありますが、できる範囲で正確な数値を出そうとした点はご理解願いたいと思います。

乗車人数は3名、平均時速は時速59km、一般道が3割、高速道路が7割。またそのうち全体の2割程度でECONモードをOFFにして、積極的にアクセルを踏み走ったとお考えください。なおエアコンは、全行程時間の30%程度使用しました。

結果は、走行距離483kmで、ちょうど22.00L給油。単純に割ると、21.95km/Lとなります。この時点でのインサイトの車内燃費計の値は22.3km/L。コーチング機能の葉っぱの数は、ワインディングを少し活発に走った結果1枚なくなり、その後の市街地走行で半分復活、給油時点で4.5枚の成績でした。

同条件でプリウスと走り比べていないので比較はできませんが、個人的には予想よりもいい数値だったのではないかと思います。1名乗車で常時エコランを意識し続けていれば、今回の数値よりもはるかに上回る事は可能でしょう。今回はやや高速道路部分が多く平均時速も高めですが、ほぼ日常的な使い方ならば、おそらく20km/L弱程度の実用燃費は確保できそうです。

51_BARKS1000048798.jpg

今回約500km弱インサイトに乗ってみる事で、短時間で見えない部分も多く見られました。しかし、基本思っていたよりも「運転が楽しい」と感じる事が多かったような気もします。セッティング不足が露呈した部分があったり、思わぬ加速性を堪能したり、ワインディングの動きは予想以上によかったり、色々感じる部分はありました。燃費性能に限っていえば、十分素晴らしいものの、やはりプリウスと比較してしまうと、とくに市街地燃費ではやはり厳しいハンデがあるのも事実でしょう。

「楽しい」と感じる部分は、プリウスよりも多かったのでは。制御自体はプリウスも未来感たっぷりですが、インサイトのアンビエントメーターによるコーチング機能は、思っていた以上に分かりやすく、楽しく、そして癖になってしまうものでした。

フィットワークの良さを堪能しつつも、ブルーに輝くメーターを見れば完全に罪悪感に苛まれるばかり。VTECをガンガンに効かせて楽しむ方向もあれば、アクセルを踏まない事を楽しく考えながら挑戦できるこの新たなインターフェイスの考えは、全く違った新たなドライビングの楽しさの意欲的な提案の1つなのでは。ハイブリッドであるなしに関わらず、是非インサイト以外のホンダ車にも広めていって欲しいと思います。


<レポート:岩田 和馬>
posted by 親方 at 04:11| Comment(13) | TrackBack(0) | 岩田和馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
インサイトのレビューよませていただきました。

以下のコメントが高速道路での速度だと思いますが、結局評価どっちなのでしょうか?

高速道路神経使ってしまうような車が操縦安定性がいいと思えませんが。。。。

ちょっと気になった次第です。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高速道路走行中、とにかく直進性を保つのに神経を使わされました。前後のサスの動

〜〜〜中略〜〜〜〜〜
でしょうが、このインサイトの車重に対して、シャシー自体のキャパシティがギリギリな印象があります。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハイスピード領域での操安性はなかなかのものが見られ、1.3Lハイブリッドでも十分なハイスピードクルージングが可能な事が確認できましたが

~~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Posted by Aira at 2009年05月14日 20:11
コメント頂きありがとうございます。


お答えします。少し分かりづらい表現となってしまいました。失礼しました。

言いたかったのは、サスのセッティングが
80〜100km/hの領域で、どうも上手くストロークせず、空力状態も思わしくない状況に思えたのですが、さらに速度を上げた状態…つまり120km/h以上のアベレージを保った時に、80〜100km/hで感じた不安定感が不思議となくなった、という事です。


つまりは、ハイスピードクルーズでのしっかりとした操安性を狙うあまりに、80〜100km/hという領域でのサスセッティングが噛み合っておらず、結果直進するだけでも大変気を遣わされた、ということです。


速度に対して、ただ単に操安性が半比例するのではなく、速度域によって噛み合うポイントと噛み合わないポイントがある、ということをお伝えしたかった次第です。
筆足らずな点をご了承ください。
Posted by 岩田 at 2009年05月15日 00:20
岩田さん

ご回答ありがとうございます。理解できました。
ハイスピード(120km/h以上)で安定性が増すのであれば、空力の効果があるのかもしれませんね。
ただ、インサイトでその領域で走る人はあまりいないと思われるので、見直したほうがいいのかもしれません。
いつも師匠が言われるダンパーの出来がよくないのかも。


話はちょっと変わりますが、世間ではハイブリッドばかりが注目されてますが、別にハイブリッドでなくとも工夫次第で同等の燃費出せる車はあります。
みんな踊らされてるなぁ。。。という印象です。

昔、旧型のFitに乗ってましたが、高速使った遠出(300km以上)では23km/L以上行きましたし、今乗っている現行のノーマルCooperSでも23km/L(1名、80km/h一定、MT、A/CはON、95%高速道)程度走ります。満タン1000km以上走れる計算。平均30km/h程度となる市街地で16km/Lです。

カタログ値0-100km;7.1s、最高速225km/hなので、楽しみたいときには十分すぎるパワーもあります。特に出足のDashが国産車にはない加速感。

これまで燃費と動力性能のベストバランスの車を探してきましたが、MINIが一番かな、、、と感じる次第。

ちなみにCooperSでは安定感は120km/h以上も100km/h以下もあまり違いはないです。

独り言になってしまいましたね。すみません。では。

Posted by Aira at 2009年05月15日 22:25
返信が遅れてしまい申し訳ありません。

Airaさん>
ハイブリッドが燃費にいいのは事実なのですが
現在ではイメージが先行してしまっていますね。
もちろん「ハイブリッドなんて初戦繋ぎ技術」という風潮が残り続けるよりは、よかったのかもしれません。

実家のほうで旧型フィット1.5を使用しているので、フィットのエコラン燃費の良さは実感済みです。1.3よりは確実に劣りますが…苦笑

しかし、現行MINIがそんなに燃費がいいとは。しかもクーパーS!
BMW&プジョー共同開発の新型直噴ターボの出来は、相当いいのですね。勉強になりました。

またコメントしていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
Posted by 岩田 at 2009年05月23日 23:43
様々な印象を様々な人が書いていますが、素人の私には寄らば大樹の影的な文章が多いと感じています。
メーカーから干されたら生活できなくなりますでしょうから・・・
世の中、生き方もハイブリッドで正直に生きるのは難しいなと思う次第でございます。
Posted by よっしー at 2009年05月31日 15:42
プリウス一色ではつまらないがインサイトの運転は楽しいとの批評はかなり多いですね。
まだ成熟段階ではないのでしょうが、出来とすれば充分な及第点でしょうね。
やはり運転は楽しくなければ意味はないので今後の煮詰めに期待します。
これからも辛口の批評をお願い致します。
Posted by kyamaga at 2009年06月01日 10:48
岩田さんへ
今回のインプレッションは良い点、悪い点が書かれており非常に好感が持てました。ロングドライブで色々見えてきたのでしょうね。参考になりました。

気になるのは、インサイトの方がスポーティだとか運転が楽しいとか言っておられる方が多いですが、最近近所の峠道でセンターラインを平気でオーバーして走るインサイトを数台見かけます。インサイト及びオーナーの評価を落とすことになるので、心当たりの有る方は止めましょう。
Posted by 白いプリ乗り at 2009年06月01日 22:42
岩田さんこんにちは
遅くなりましたが入念試乗お疲れ様でした。
なかなか難解なクルマですが解りやすくまとめられていると思います。

ハイブリッド車って、乗っていると乗る人の意識まで変化してくるものですよね。


自分もインサイト試乗してみました。
3年間ホンダのハイブリッド車に毒された(?)人間はこのような感想を持ちましたので気が向いたら読んでみてください(URL)。

ちなみに、アイドルストップのためにブレーキペダルを踏み続ける作業は最初は負担でしたが3年乗り続けてすっかり慣れてしまいました(^_^)
Posted by ANEMONE at 2009年06月02日 23:32
岩田さま、Aira さま
ハイブリッド一色になりつつあることを危惧する向きもありますね

ちなみにですが
自分のシビックハイブリッド(初代)は23区在住で、平均速度21〜23km/h(カーナビによる実測値)の世界で生きておりまして、燃費は最近の平均で16〜17ぐらいです
平均速度30km/h越えとなると、18ぐらい、80km/h巡航では20越えは行くと思います。

平均速度20キロ台前半ですと、通常の形式では燃費的に苦しくなる領域だと思います。
(誰か実証実験をしてください)

いろいろ意見はあると思いますが、私はこのあたりの速度域で使用してこそハイブリッド車の価値が見いだせると考えています。

逆に、そんな遅い速度で普段使用しない方、旧来の価値観でクルマを評価したい、あるいはクルマを道具として割り切りたくない方は通常の形式のクルマという選択も(まだ)ありかと思っております。
Posted by ANEMONE at 2009年06月03日 00:28
よっしーさん>
今現時点での評価を、どの軸に置いてみていくかというのは
非常に難しいものがありますね。

例えば、ゴルフとプリウスがよく比較される場合がありますが
ゴルフの立場から見ると、プリウスはまだまだですが
プリウスの立場から見ると、また評価は違ってきます。
ここが難しいところですね。


kyamagaさん>
実際の性能のハンデを、ホンダは
「ティーチング機能」をじつに上手く利用しています。
燃費性能は劣っても、走る楽しさで十二分にカバーしている印象ですね。
その点、プリウスはまだまだ
インターフェイス面で見直すところがあるかもしれません。


白いプリ乗りさん>
ありがとうございます。
また、旧型・新型のプリウスの試乗&燃費報告を
来月中にまとめてレポートする予定なので
またその際はよろしくお願いします。

プリウスはアンダーが強めなのですが
インサイトはノーズの入りが大変軽く
ついペースが上がってしまいがちなのかもしれませんね。


ANEMONEさん>
レポート拝見しました。
ES9オーナーだからこそ分かる違い、
大変勉強させて頂きました。

プリウスに乗ってしまうと、
やはり町中ではIMAは厳しいですね。
逆に高速燃費はTHSより優れている面もあるのですが…。

そう考えると、今のフィットでも燃費は十分優れています。
やはり、ホンダとしては
フィットのハイブリッドが本命でしょうか。
インサイトよりもさらなる進化を期待したいです。
Posted by 岩田 at 2009年06月07日 23:03
ここに書き込むネタではありませんが、アンダーが強いのは20型プリウスのことですね。
私が乗っている10型は20型ほどアンダーが強くないので20型に初めて乗ったときはビックリしました。(Myプリウスはリヤスタビライザー追加装着してますが…)

30型プリウスのインプレッションも楽しみにしています。
Posted by 白いプリ乗りさん at 2009年06月08日 22:24
私は車はみなほとんど同じでただ燃費がよく安いクルマが良いなと思っています。
プリウスもゴルフも高くて乗れません。軽自動車のダイハツミラに乗っていますが身の丈にあった車だと思って乗っています。
高級外車に乗ってみたいです
Posted by よっしー at 2009年06月12日 16:48
返信が遅れてしまい申し訳ありません。


白いプリ乗りさん>
そうですね、絶対的なコーナリング速度は20型のほうが当然上ですが
10型は前後のロールバランスとコーナーアベレージがマッチしていて
アンダーステアは軽めに感じました。
ああいう軽いソフトなセットアップもプリウスらしくていいですね。

新型のレポート、アップしました。
よろしければまたコメント頂けますと幸いです。

よっしーさん>
実用上はそれで全く問題ありません。
現行の軽自動車の出来は大変素晴らしいです。
ただ、みなほとんどクルマなんて同じ…
という事については、全力で否定したいと思います。
Posted by 岩田 at 2009年06月28日 12:59
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