2009年04月03日

新型ウィッシュが発表されました その2

続いて機能面です。プラットホームは前述した通り先代と同じです。ボディ剛性の強化など、細かな改良の積み重ねに期待したいところです。ただ、車重が標準的な1.8Xで先代の40kg増というのは、装備の充実などを考えれば評価できるのではないでしょうか。

対するパワートレーンは、2リッター、1.8リッターともに新世代のZR型エンジン(スロットルバルブレスでパワーと燃費、環境性能向上に貢献するバルブマチック仕様)+全グレード7速スポーツモード付きCVT(1.8Sと2.0Zはパドルシフトも装備)となりました。

wisheg.jpg
ウィッシュに搭載されたことでバルブマチックの普及に拍車がかかるか

バルブマチックとCVTの効果で、10・15モード燃費は1.8リッター/16.0km、2リッター/15.2kmとストリームを大きく上回りました。さらに、平成17年度排出ガス75%レベルと1.8リッター/平成22年度燃費基準+20%、2リッター/+15%をクリアしていますから、自動車税と重量税が50%減税され、登録翌年度の自動車税も50%減税となります。

また、新型ウィッシュで力が入っているのは制御系で1.8X、1.8S、2.0Gにはエコドライブモード、2.0Zにはダイナミックスポーツモードというものが付きます。エコドライブモードは出力調整とエアコンを燃費重視に振ったモードで、エンジニアの方によると実燃費で最大10%くらい燃費が上がるケースもあるとのこと。ダイナミックスポーツモードの方は、CVT、トラクションコントロール、電動パワステの制御をスポーツ走行向けとしたもの。どちらも比較的低コストで燃費を向上させたり、車の性格を変えられるシステムですから、採用は大いに歓迎できるのではないでしょうか。

最後に価格ですが、価格は非常に戦略的なものとなっています。用意される4グレードの価格は

1.8X 184万円
1.8S 209万円
2.0G 226万円
2.0Z 248万円
(4WDは1.8リッターに設定あり)

多くの人の興味は1.8リッターに集まると思いますが、基本的な装備はオーディオ以外フル装備。それどころか全車S−VSCとサイド&カーテンエアバッグが標準装備となりました。これを見ると「いよいよ装着率の低かったVSCとサイド&カーテンエアバッグの標準装備化がウィッシュにまで降りてきたか」と感じます。絶対的な価格を見ても先代の1.8Xが約180万円でしたから、プラットホームをキャリーオーバーしたという有利な点はあるとしても、安全装備で10万円+α、CVTとバルブマチックだって今までの4速ATと普通のエンジンに比べればかなりのコストアップでしょうから、実質的に10万円くらいは値下げした感じです。205万円のプリウスショックほどではないにせよ、インパクトは大きいです。

ライバルのストリームからすると、室内空間など優勢な部分はあるにせよ「実質的な価格は安くて、しかも減税対象、実燃費は別にしてもカタログ上の燃費はストリームより上」、非常にイヤな奴が出てきた、といったところでしょうか。ホンダもウィッシュを見て、価格競争力の向上や減税の対応は行うにせよ、不吉なことを言うことになるかもしれませんが、先代ストリームが先代ウィッシュにメタメタにされた再現にならないか心配になってしまいました。

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発表会にはEXILEのメンバーも登場
posted by 親方 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 弟子永田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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