2008年12月17日

ホンダ、一気にかじ取り

ホンダは今日、恒例の年末記者会見を開き今後の見通しを発表しました。内容はご時世を反映してか、生産、研究分野やブランド戦略に関してはどちらかというと暗い話題が多く

・新工場稼働、生産能力拡大の延期(2010年稼働開始予定の寄居工場、軽自動車を生産する八千代工業四日市新工場は2011年以降など)

・2010年稼働予定の栃木県さくら市の新研究所も稼働時期を延期

・2010年導入だったアキュラブランドは白紙に

・V10エンジン搭載のNSX後継車は開発中止

と短期的に必要でない事業に関しては延期、中止の決定が下されました。来年以降当面はさらに厳しい状況になることを考えれば賢明な決断なのではないでしょうか。またNSX後継車が開発中止となると、レクサスLF−Aも発売されるのか気になります。

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今後の商品展開に関してはハイブリッドが中心になるようで

・来年春にハイブリッド専用車のインサイトを200万円以下の価格帯から発売

・2010年にコンセプトカー「CR−Z」をベースとしたハイブリッドのスポーツモデルを発売

・ハイブリッドシステムの展開を中・大型車も視野に入れる(現状のアシスト的なものかそれともトヨタ的な大容量のモーター&バッテリーを使うのか? GSユアサとの合弁でリチウムイオンバッテリーを製造、開発する新会社の設立も決定)

・ハイブリッドの展開拡大の検討と呼応するように中・大型ディーゼルエンジンの投入も延期

・2、3年後に新興国向けのフィットより下のクラスとなるコンパクトカーを投入

その他にも小型ディーゼルエンジンの開発、バイク部門では2年後を目途に電動二輪車の投入も発表されました。

全体に縮小路線のようにも見えますが、その分重要なものにウエイトの置かれた戦略に変更されたと言えると思います。急速な景気低迷以来F1撤退も含め、これだけ多くの決断を素早く行うというのもホンダの凄さなのではないでしょうか。




posted by 親方 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 弟子永田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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