エンジンはNA(54馬力)、ターボ(64馬力)の2タイプでNAのトランスミッションは4速ATとCVTから選択でき、ターボはCVTと組み合わせられます。個人的にはNAエンジンのトランスミッションが1つのグレードの中でも4速ATとCVTがあるというのは分かりにくく感じるので、どちらか一本に統一あるいはグレードごとに変えるようにした方がいいように思います。
パワートレーン系で特筆できるのは燃費です。ワゴンRのカタログ燃費も素晴らしいですが、ワゴンRより50kg軽いアルトラパンはさらに良好でNAエンジン+CVTだと10・15モード燃費は24.5km/lとワゴンRより1.5kmも優れています。加えて実走行になればラパンの方がワゴンRより空気抵抗で有利でしょうから、さらに低燃費が期待できそうです。実燃費が非常に気になります。
写真はターボエンジン
プラットホームはワゴンRと共通ですが足回りのセッティングは当然違っており、ラパンはフロント/上位グレードだとスタビライザーが付くワゴンRに対しラパンは全車スタビなしなのでロール剛性を稼ぐべく硬めのセッティング、リア/重心が低いこともありワゴンRより乗り心地重視の柔らかめのセッティング、となっているそうです。
価格はベーシックなG(ABSの付かない4速AT/104万7900円、ABSの付くCVT/110万5650円)、ABSやアルミホイールが追加されるX(4速AT/119万700円、CVT/122万2200円)、ターボのT/135万7650円となります。NA車は四角い軽自動車ということでライバルになりそうなムーヴコンテとほぼ同等、ターボは装備差を加味するとしてもムーヴコンテのカスタムよりお得といった感じでしょうか。ただしラパンだけの魅力ともいえるルーフの白いカラーリングはXでしか選べない(4万2000円高)なので、注意が必要です。
ちなみに先代モデルの途中から追加され意外にファンの多かったスポーツグレードのSSは、今のところ追加される計画はないそうです。
発表会で見た印象では、最近差別化の難しくなっている軽自動車の中で独自の路線のスタイル、インテリアを持つアルトラパンは仮に多少値段が高くてもお客さんを引きつける強い魅力があるように感じました。月刊販売目標台数は4000台とのことですが、これは十分クリアできる数字に思います。ダイハツとのシェア争いにおいて強い味方が加わったと言えるのではないでしょうか。
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