2008年10月17日

iQ&オデッセイ紹介

今年最大の注目株?とも言えそうな、トヨタのiQが発表となりました。

設定は3グレード展開で、注目の価格は140万円から。オートエアコンやアルミホイールが標準となるGは150万円、インテリアがレザーとなるレザーパッケージは160万円。おそらくかなり膨大であろう開発コストや9エアバック・S−VSCの全車標準化などにより、価格もまさに「プレミアム」の領域。

ベースモデルのXは、いかにも簡素。必要十分ではあるものの、プレミアムコンパクトというには物足りません。どうせ高めの価格設定なら、インテリアの雰囲気がグッとオシャレになるレザーパッケージがiQらしいと言えるチョイスなのでは。

扱いはネッツ店。正直言ってレクサスブランドで扱った方がiQのコンセプトや立ち位置としては分かりやすいと思うのですが…。結局はやっぱりヴィッツの方が便利、となってしまわないかどうか心配です。

とはいえ、そんなチャレンジをあえてしてくるトヨタの強み。軽自動車という小さな強敵が存在する日本のコンパクトカーセグメントに、このiQは果たしてどんな影響を与えるのでしょうか。

ちなみに、発表は来月20日。ディーラーにもまだ配車はされておらず実車は未確認。また日を改めてレポートしたいと思います。

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そしてホンダからは、フルモデルチェンジした4代目オデッセイが登場。ビージーズのSTAYIN' ALIVEのイントロBGMにのせてちょっと粋な宣伝文句を披露するティザーCMに胸打たれた方も多いのでは。

オデッセイを始めステップワゴン・CR−Vなどもそうであったように、2代おきに大きな変貌を遂げる方程式に乗っ取り、今回の新型オデッセイは先代モデルからガチガチのキープコンセプト。一時期のヒットの勢いはいまやかなり下火になっていますが、コンセプトは変えず徹底的に磨きこんできたあたり、ホンダとしての自信が伺えます。

ミニバンとステーションワゴンのクロスオーバーとも言えそうな先代オデッセイ。新型は、155mmという当時としては衝撃的だった全高をさらに下げて、ストリームと同じ1545mmに。滑らかなラインから一転、鋭さを加えた各ディティールは方向性を大きく変えていますが全体的なプロポーションやまとまりは、まさに誰が見てもオデッセイそのもの。FCXクラリティから始まったフロントバンパーの大きなメッキパネルが、いわゆる次世代の「ホンダ顔」として、ここが一番大きく変わったと思えるところでしょうか。前後はブリスターフェンダー調の処理が施され、またノーマル系に存在したメッキモールも廃止。しかしながら初代→2代目へのモデルチェンジ時と同じように、とりわけ見た目で大きく変わったなという印象はほとんど受けません。

エクステリアだけでなく、インテリアも基本的にキープコンセプト。鋭さや勢いを増した外見とは逆に、独創的だったインテリアは特徴的なナビの操作系などは踏襲しつつも、やや穏やかになった印象。ガングリップタイプだったシフトノブも一般的な形状へと変更を受け、また先代などでは非常に分かりづらかったエアコンの操作系は、左右独立式になった事に加えて、スイッチの拡大・配置変更などで幾分改善された印象です。

大きな進化を感じるのは、Aピラーの処理。ストリームのようにフロントヒンジを大きく前方へ配置し、従来存在した三角窓付近まで大きくドアの開口部を広げることで、左右斜め前方の死角の多さが劇的に減少し大きく改善されました。またピラー自体も細くなり、開放感も大きく向上しています。

車高は5mm下がったものの、室内高は変わらず。全長は30mmは拡大されホイールベースは変わらないものの、室内長は60mm拡大。しかしながら実際は先代が登場した時点で、この全高で3列シートのミニバンを実現するため低床パッケージはすでにギリギリまで切り詰められていたので、実際乗った印象では、広さは従来型と大きく変わらず。

サードシートの足元スペース拡大に尽力したようですが、それよりもその影響でシートがかなり薄くどこか座っていても頼りない、セカンドシートの掛け心地をより改善したほうが実際のユーザーに好まれたのでは。リアドアの延長で、サードシートへのアクセス性が大きく向上したのは○。しかしヒンジドアの宿命で、ドアが延長された分、狭い場所でのドアの開閉には少し注意が必要です。

軽い力で開閉可能な電気式オープナーに変更されたバックドアを開けると、こちらは先代と比べラゲッジスペースの拡大を実感する事ができます。サードシートの収納は、初代から通じる床下収納方式。新型ではスペアタイヤが廃止された影響で、床下のさらにもう一段深くまで収納が拡大されました。しかし容量自体は拡大したものの、フルラゲッジ時にセカンドシートとラゲッジの間に大きく段差ができてしまう点は先代と変わらず。先代ではその間をセカンドシート背面のボードでつないでいましたが、新型はそれもなくなってしまったので、実際購入検討されている方は確認が必要です。


岩田和馬(19歳 大学1年生 大阪府在住)
子供の頃から筋金入りのクルマ好きで、自動車メディアの仕事に就くことが夢です。自動車メディアは東京中心であり関西人には縁遠いものに感じていましたが、国沢学校での経験を通し夢実現に向け頑張って行きたいと思います。




posted by 親方 at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩田和馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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