2008年09月19日

安全技術は尊い その1

ホンダから新しい安全技術が発表され、昨日は発表会も行われました。発表されたのは

1)運転席用i―SRSエアバッグ

2)ポップアップフードシステム(マイナーチェンジされたレジェンドにすでに採用済み)

3)第三世代歩行者ダミー

4)マルチビューカメラシステム

の4つです。それぞれ紹介していくと

・運転席i―SRSエアバッグシステム

これはエアバッグの展開による乗員へのダメージ(あくまでエアバッグなしでハンドルに頭部をぶつけるよりは低いという前提の話です)を低減しながら、より乗員保護性能を高めるというもの。たった0.1秒で役割が終わってしまうエアバッグは、長身の人が乗った場合にはドライバーが後ろ目に乗っているからとにかく早く展開したい、でもそうすると前目にドライバーが座った場合の攻撃性は大きくなる、など相反する要因が多いのです。

その矛盾を克服するために必要なのが「迅速な展開」、「低衝撃」、「展開時間の持続」です。

具体的に盛り込まれた対策は
・エアバッグ本体に渦巻き状の縫製を施し、展開時の飛び出しを抑えながら展開までの時間を短縮する、展開は渦巻き状の縫製の糸を切りながら行い連続的にエアバッグを膨らませる

・従来のエアバッグでは単なる穴になっていた排気口に弁を加え、膨らむまでは閉じることにより素早く展開、少なめのガスでの展開(攻撃性低減)、長い展開時間の持続が可能になる

airbag2.JPG
左側の従来型エアバッグは排気口(2つの穴)が開いている

airbag3.JPG
i―SRSエアバッグシステムは排気口(上の穴)が弁で塞がれている

などです。起きてはいけないことですが、万一エアバッグが開くほどの事故に遭遇してもエアバッグによる弊害は確実に減少するのではないでしょうか。搭載は11月に出る次期ライフからになります。

airbag1.JPG
i―SRSエアバッグシステムの展開する様子
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・ポップアップフードシステム
これはスカイラインクーペに採用されているものと同様に、歩行者を跳ねてしまった場合にボンネットと硬いエンジンとの空間をボンネット後部を持ち上げることにより稼ぎ、歩行者へのダメージを減らすというもの。

具体的なシステムはバンパー内のGセンサーが衝撃を感知→ECUが25km以上のスピードで、Gセンサーの規定値を作動が必要かを判断→必要なら作動、という順です。

ちなみにホンダのシステムはスピードやGセンサーの数値から歩行者の体重、身長を3段階に判断し、作動時間も状況に応じて変更されます。

pop1.JPG
ポップアップフードシステムの構成部品

pop2.JPG
ポップアップフードシステムが作動した様子


posted by 親方 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 弟子永田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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