恐ろしいことに現在16〜19歳の人口は一段と減少して507万人。加えて免許の所持率も低下傾向。この世代、平成9年度の男性は36,6%が免許を持っていたけれど、今や29,9%になってしまった。5年後の20〜24歳に於ける免許所持者は平成9年の半分以下になってしまうだろう。
この数字、原付や2輪免許も含んでのもの。都市部では普通免許の所持率が下がっていると言うから、クルマに乗れない若者の比率は着実に増えている。なんで免許を取らないのか? 聞いてみたら「そうだろうなぁ」。免許を取得する予算を確保出来ない上、クルマに対する憧れも無いのだ。
今や普通免許を取得しようとすれば30万円以上掛かる。親にとっても少なくない出費だ。都市部に住んでいる若者だと「就職してから取得すればいい」。取得率が100%近いの、公共の交通機関の無い地方在住であり、なおかつ高校卒業後すぐ就職するという人達。それ以外、急いで取得する必要性無し。
クルマに乗る必要もない。昨今の若者は行動範囲が狭く、移動する時も複数。仲間のクルマに便乗していくというのケース多し。なるほど免許やクルマを持っている仲間なんかいくらでもいる。加えて都市部在住のフリーターだとクルマを所有することなど収入的に厳しい。大型のスクーターが上限かと。
若者の行動範囲は、いろんな意味で狭くなってきている。これを「良くない」と考えるのが間違っているかもしれない。なんたって移動少なければECOですから。若者のためにも「小さな政府」が望ましいのに、今のジジイ達は未だにムダ使いばかり画策してます。
逆に若い世代の課題は「視野が狭い」という点。世の中の流れみたいなことに感心薄すぎる気がします。
・
【国沢光宏の最新記事】


