2010年11月30日

トレジアが発表されました 2

さて車自体ですが、一番初めに感じるのは初代ラクティスと比べて「すごく低くなった」ということではないでしょうか。私個人の話として初代ラクティスには叔母が乗っておりたまに乗るのですが、乗り心地は今一つだけどシャキシャキ楽しく走るし、クルコンも付いてるし広くて便利となかなか気に入っています。その印象で背の低くなった新型を見ると、ヨーロッパを見ているという理由もあるのでしょうけど、フィットなどとの全高の差もなくっている訳ですから、差別化かが出来るのかちょっと心配になります。

oldractis.jpg
実は個人的に愛している1台の先代ラクティス、正直なところは我が家で9年間乗り溺愛していたゴルフVをその後叔母が1年使い、ラクティスがゴルフVの後釜だから可愛がっているというのがほとんどかもしれませんが

ラゲッジスペースもリアシートのバックレストが長くなってシートとしては正しいものになった副作用なのか、ラクティスではリアシート収納時にフラットになったのが完全フラットではなくなってしまいました。

treziarage.jpg
お客さんはどう評価するか?

ちなみに新型ラクティスでは福祉車両が日本で初めて型式指定自動車になりました。このことはコスト面や納期でとても素晴らしいことなのですが、福祉車両として考えると(福祉車両を作っている開発陣にはまったく非はない前提の話です)、背が低くなったのは乗降性や車椅子のままリアシートに入れる仕様の場合の障がい者の方の居心地の部分で、若干チグハグな気もしてしまいます。

見ただけではあまり良くない印象に見える新型ラクティス&トレジアですが、スバルとの共同開発でもあることを踏まえると「乗ったらメチャクチャいい車なのかもしれない」とも思います。しかし、その期待の相当分をブチ壊しているように感じるのが価格です。具体的にはラクティスの一番安い1.3X/144万5000円、1.5S/178万5000円(ラクティスとトレジアで若干の差額あり)。1.3リッターに対し10万円高い1.5リッターエンジン搭載車ならフィットのXやハイブリッドも買えますし、1.5Sならウィッシュまでもう一息です。

treziaeg.jpg
1.5リッターエンジン。屁理屈かもしれませんが、エンジンカバーもなくなってる!

元々ラクティスは結構お高い車でしたが、当初は「クルコンやパドルシフトも付いているしまあ」と何とか納得出来ました。しかし、去年フィットにXが追加されてからは客観的に見れば「背の高さが必要な人以外ラクティスを買う理由は何だろう?」と、ラクティス好きの私でも感じていました。そこをモデルチェンジでどう巻き返すか期待していたのに、背が低くなってフィットに近づいて、かつお値段も高いとなると・・・・・・。もしかするとトヨタのコンパクトカーの本命は来年出るヴィッツ級ハイブリッドカーなのかなと思ってしまいました。ならば、スバルにもヴィッツ級ハイブリッドを回して欲しいと考えるスバルファンも多いのではないでしょうか。それにしても、トレジアはOEMにしては珍しく分家の方を応援したくなる車でした(笑)。

ちなみに発表会では4台の展示車が奥から遅れて出てきたのですが、奥からの登場の際、展示車は窓を開けて外からハンドルを持った人に押されて出てきました。レースのダミーグリッドに着く前みたいでカッコいいと見るか、会場の問題とはいえ「エンジン掛けて出てきてくれよ」と取るか分かれるかもしれません。

treziain.jpg
個人的には前者の「カッコいい」と思う気持ちが強いですが




posted by 親方 at 14:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 永田恵一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トレジアが発表されました 1

しばらく振りの更新になります。昨日は先週フルモデルチェンジされたラクティスのスバル向けOEMであるトレジアの発表会がありました。

trezia.jpg
ラクティスよりカッコ良く見えるスバル顔

trezia2.jpg

trezia3.jpg
スバル車と言われるとフォレスターを思い出す後ろ姿

ちなみにこちらが本家のラクティス。

ractis1.jpg

ractis2.jpg

一番気になるのは「OEMでもかつてのザフィーラとトラヴィックのように違いはあるのか」という点だと思いますが、機能的な違いはほとんどありません。トレジアのトップグレードは「1.5i TYPE EURO」という名前でスバルチューンを期待してしまいますが、機能的に違うのはトレジアにはスバル基準で大部分のグレードにラクティスにはないステアリングのテレスコ調整が付くことくらいです。そう聞くと「初代ラクティスにはテレスコがあってそれが売りになっていたのに退化してないか?」と思ってしまいます。

それ以外の違いは主にグレード体系です。ラクティスとトレジアの対応するグレードとな並べると

・ラクティスのXに対するトレジアi(以下車名は省略)
・G(豪華グレード)に対するi―L
・S(スポーツグレード)に対するTYPE EURO

この3つに加えてトレジアにはラクティスにはない「足回りなどは標準だけどアルミホイールやエアロパーツが付く」i―Sが設定されます。その代わりにというか、トレジアにはラクティスの女性向け的のグレードとなるL'épiceは用意されません。その他は装備面でトレジアにはメーカーオプションのオーディオやナビがない、トレジアはこれもスバル基準なのか全グレード寒冷地仕様となるくらいです。

こう書くと、さほど期待はなかったとしてもやっぱり「同じ車かい」とガッカリされる方が多いかもしれません。しかし、ラクティス&トレジアの開発にはスバルのエンジニアが100人規模で参加しており、その意味では共同開発でありスバルの血も入っていると言える訳で、スバルスピリッツはトレジアだけにとは言えないけど、ラクティス&トレジアという形で受け継がれていると言えるのではないでしょうか。個人的にはOEMとしては珍しく本家よりカッコいいだけでも、それなり存在意義はあるのではないかと思います。

traziainterier.jpg
インテリアの違いはエンブレムだけ
posted by 親方 at 14:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 永田恵一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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