2010年10月12日

少年評論家 エルグランドインプレッション!

みなさんこんにちは。小泉健です。熱烈なクルマ好きを自称する僕ですが、恥ずかしながらミニバンに本格的に試乗できたのはこの新型エルグランドが初めてでした。ですから、ライバル車との比較等はできないわけで、それを踏まえて読んで頂けたら嬉しいです。

エクステリアは『ザ・エルグランド』という感じですが、先代より躍動感がありカッコいいと思います。乗り込んでみると、内装が先代よりも豪華で完全に高級車だ!と感じます。ドアを閉めて走り出します。エンジンは2.5ℓですが振動は少なく、静粛性も高いです。CVTとのマッチングも良いのか、加速時の『かったるさ』も感じられません。乗ってみてまず驚いたのは乗り心地の良さ。荒い路面を比較的高いスピードで通過しても、ボディのビビリなどは皆無で、振動もいい塩梅に遮られていると感じました。どうやら、このクルマは小さな入力でもしっかり動く、フリクションの少ない上質な足回りを持っているようです。路面からの振動が少ないから、フニャフニャというわけでもなく、交差点を少々速いスピードで曲がってもロールはほとんど感じません。『コシのある乗り心地』ですね。

高速道路に入ります。エルグランドの走りは僕の想像していたものとかなり違っていて、ドッシリしていて非常に安心感がありました。素早いレーンチェンジを行った際も俊敏でした。リニアなハンドリングや素晴らしい安定性は足回りによるものだけでなく、旧型モデルよりも大幅に低重心になった事も貢献しているのでしょう。エンジンが静かだと気になってしまう、ロードノイズや風きり音のレベルも僕が感じた限りではかなり低かったです。

3.5ℓ車は更に素晴らしい乗り味を見せてくれるのかと思いきや、ちょっと違いました。2.5ℓ車より重い車重をちゃんと走らせるらせるために、サスペンションが固められているのが乗ってすぐに分かりました。細かい路面の凹凸も結構拾う感じです。これがスポーツカーならいいと思うのですが、乗員が快適に移動できるというのが最重要ですので、もうすこし工夫をして、乗り心地の当たりを柔らかくして欲しかったです。エンジンも六気筒だからといって、官能的なサウンド等は無く(当たり前ですが)確かに至極スムーズですが思っていたより普通でした。

その後僕はエルグランドのカットボディを見たのですが、フロント・リアサスペンション周りがしっかり補強されていたのはすごいと思いました。16インチ車は最小回転半径が5.4メートルというのも見逃せませんね。

新型エルグランドの販売が好調なのも、このようなあまり目立たない部分の性能向上もしっかり行ったからなんだとつくづく思いました。

次はもっと分かりやすくて的確な評論ができるように頑張ります。よろしくお願いします!

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2010年10月11日

インサイトが一部変更、でも迷走?

フィットシリーズのマイナーチェンジと同時にインサイトも一部改良を受けました。

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一部改良の内容は
・サスペンションの改良
・L、LSにクルコンを標準装備化、LSにオプション設定した本革シートなどを含むインテリアの質感向上
・今まで16インチだったLSのアルミホールを15インチ化

などとなっています。まあ、行った変更はいいと思うのですが、よく分からないのがGの189万円は変わらないものの、LとLSに関しては207万円と223万円と今までより2万円値上がりした価格設定です。個人的にはインサイトを拡販するにはお値段そのままで排気量アップやスポーツグレードの追加もいいけど、やはり値下げが一番効くと思うだけに「???」と感じます。その割に月間販売目標台数は発売当初より1000台しか下方修正していない4000台と、インサイトより使い勝手のいいフィットハイブリッドが出たにも関わらず案外強気です。

正直のところインサイトは189万で売っているプリウスEX(登場は7年前)と比べても「カッコいい」とか「可愛い」、「楽しい」、「ホンダが好き」、「プリウスは嫌だ」といった正当な理屈以外の部分でしか選びにくい車だと思います。しかし、今はよほど変な車を買わない限り大失敗はない時代ですから、そんな理由でインサイトを買う人がいてもまったく不思議はないですし、私自体インサイトとプリウスだったらインサイトを買ってしまう気がします。私はインサイトがカッコいいだけに「インサイト君はプリウスさんよりまったく賢くないけど、可愛いねえ」なんて言いながらワックス掛けしたり、無限のエアロなんかでカッコ良くしてインサイトに乗るのもいいかなとよく感じています。

そんな人たちがインサイトを買ってくれるようにするためにも「全車カーナビとETC付きでお値段据え置き」、実質的に15万円くらいの値下げでカーナビなしなら175万円からという価格にしてもいいのではないでしょうか。このくらいだったら、一応フィットハイブリッドとの差額もボディ違いで納得できて、2台の住み分けも出来る気がするのですが。
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2010年10月10日

マイチェンフィット登場!

 続いてはマイナーチェンジされたガソリンエンジンのフィットです。今回のマイナーチェンジではハイブリッドが追加されたこともあるのか、ベーシックな1.3リッター、昨年の一部改良で追加されたラグジュアリーな1.5X、スポーティーなRS、そしてハイブリッドという4本柱がより明確に性格分けされ、それぞれがより魅力的な商品となりました。

変更点を挙げていくと
★1.3リッター
・空気抵抗低減も狙った前後のデザイン変更
・エンジンのフリクション低減、熱効率向上による燃費アップ(リッター24kmから24.5km)
・ECONモードの追加

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その他にもパワステなどのフィーリング面の見直しなど、細かい部分の改良も多数施されています。価格は若干上がって123万円からとなりましたが、フィットならでは広さなどの内容を考えればまだまだ割安と言えるのではないでしょうか。

★1.5X
・内外装の高級化
・遮音材の追加による静粛性の向上

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ブラウン系のボディカラーがより高級感を感じさせる

このグレードは以前から余裕ある1.5リッターエンジンにクルコンが付いているなど、「ちょっと乗ってみたい」と思わせるグレードでした。今回のマイナーチェンジでは足回りが安定志向の欧州仕様のセッティングになるなど、上のクラスの車からダウンサイジングしてくるユーザーや小さくてもいい車が欲しいというユーザーの選択肢にも挙がりそうな車になりました。

★RS

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・6速MT、専用マフラーの採用
・ボディ下面のパフォーマンスロッドの追加などによるボディ剛性向上
・サスペンションセッティングの変更

スタイルからして一番変わったのがスポーツグレードのRSです。やっぱり「ホットハッチはこのくらいやってくれるといいな」と素直に感じます。変更点に関してはスポーツグレードらしさを増すという意味では常套手段に思いますが、個人的に注目したいのは6速MTのギアレシオです。同じギアボックスを使うCR−Zと比べるとギアレシオ自体は1速/ローギヤード、2速は同じ、3速/ハイギヤード、4速以上/ローギヤードというものなのですが、ファイナルが約10%ローギヤードになっています。さらにタイヤの外径もCR−Zより小さくローギヤードになっていますから、ハイブリッドとエンジン車という違いはあるにせよ、小排気量車らしい高回転を維持出来るセッティングになっていることを望みたいところです。またシフトフィールも大味な部分を感じたCR−Zに比べると、カチカチというかピリリとしておりちょっと嬉しくなってしまいました。

さらにインテリアもオレンジの内装色が目立つだけでなく、ステアリングの10時10分の部分が太くなっていたり、ステアリングとシフトノブに社外品のようなステッチが入っているのもスポーツ性という意味では見逃せない演出です。

fitrsinterier.jpg

フィットの1.5リッターは草レースをしていた際に「これで耐久レースしてみたい」と思っていた車で、新生RSには比較的安く買えるスポーツモデルとしての仕上がりに期待したいところです。ちなみになぜフィットで耐久レースをしてみたかったかというと、1つは速さはともかくとしてサーキット走行でも燃費が良さそうなこと。もう1つはフィットはセンタータンクなので給油口と燃料タンクの間のホースに凄くたくさんガソリンが入りそうな気がするので、燃料タンクの量以上にガソリンを多く持てれば航続距離が伸ばせて、給油回数を減らせればトータルで勝てるのではないかという目論見があったからです。何せ私の出ていたレースでは長丁場になると軽くて燃費がいいスターレットのNAやカローラUの1.5リッターが普通に優勝していましたから。

話は大幅にずれましたが、とにかくこのマイナーチェンジでフィットはハイブリッドや既存グレードの改良でさらに魅力的なコンパクトカーになりました。スイフトのフルモデルチェンジや今後はヴィッツとラクティスのフルモデルチェンジもありますが、王者の座は当面安泰と言えるのではないでしょうか。



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2010年10月09日

フィットハイブリッド登場

フィットがマイナーチェンジを受け、同時に待望のハイブリッドも追加されました。ハイブリッドの価格は159万円からとなっています。


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ベース車に対する外見の違いはグリルとテールランプくらい

スクープ情報の通り、モーターの出力やバッテリー容量などに代表されるハイブリッドシステムのハード的な部分はインサイトのものとまったく同じです。それだけにホンダのハイブリッドのある意味では最も特徴的な部分である、ハイブリッド化で必要な部品を収めるスペースさえ確保できれば既存車にも比較的容易にインストール出来るというメリットを一番受けた車と言えるのではないでしょうか。

スペック面で気になる車重と燃費は1130kg、リッター30km。インサイトより大人1人くらい軽い車重を考えるとインサイトと同じモード燃費というのは「もう少し良くても」と感じる部分もあるかもしれません。しかし、車内データでインサイトと燃費を比べると軽さにより40kmくらいまではフィットハイブリッドの勝ち、40kmから60kmまでは引き分け、それ以上のペースだと空気抵抗が少ない分でインサイトの勝ちという結果になるそうです。10・15モード燃費を計測する際のテスト内容に60km以上のペースになる項目が結構あることを考えれば、それなりに頑張った燃費といえるのではないでしょうか。

「ハードウェアはインサイトと同じ」と書きましたが、ハイブリッドのマネージメントなどのソフトウェア部分は結構違っており、インサイトよりもアイドルストップ時間や低速巡航時に気筒休止によりモーターのみで走行する時間が延長されているなど、街乗りペースでの燃費を重視した設定になっています。


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ハイブリッドの特徴はエンジンカバーとオレンジの配線はくらい、ちなみにハイブリッドの型式は「GE」ではなく「GP1」とちょっとカッコ良くありませんか?

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インサイトでは普通のものだったタイヤはエコタイヤ(銘柄はダンロップ エナセーブ)に

車体やシャーシも見える部分はベースのフィットとほぼ同じです。「見える部分」と書いたように見えない部分は意外と違っていて、ハイブリッド化により具体的には

・空力向上のためのアンダーカバーの追加
・重量増に対応するための車体剛性アップ部品の追加
・フロントスタビライザーの大径化、リアスタビライザーの追加

などが施されています。なお、重量増は1.3リッターのG(1010kg)を基準に考えると120kgと意外に重いですが、これはハイブリッドシステム以外部分での重量増が想像以上に重いせいなのかもしれません。

フィットで定評ある使い勝手もベース車とほぼ変わりません。違うのはベース車のラゲッジスペースにある床下収納がバッテリーとコントロールユニットを置くスペースになっているくらいです。

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床下収納のないハイブリッドのラゲッジスペース、それでも広い

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ベース車のラゲッジスペース

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キャビンは同じなので高さのあるものを積めるトールモードもそのまま

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インテリアもほぼ同じ、クルコンは標準装備

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ハイブリッドのメーター、個人的には減速時の回生メーターがもっと大きくてもいい気も

ここまで書いてきたようにフィットハイブリッドはハイブリッドであることによる違いが極力分かりにくくした感もある、好意的に解釈すれば「車両価格に160万円出せる人が、どのフィットがいいだろう」と気軽な気持ちで選べるハイブリッドカーです。実際カタログを見ても特に特別扱いはされておらず、既存のグレードと同じようなボリュームで紹介されています。

159万円からという価格に関しては、ベース車の基準を1.3リッターのGスマートセレクション(135万円)を基準に装備内容を揃えて考えれば、おおよそ20万円なのでリーズナブルではあると言えると思います。ただ、1年後くらいに先代プリウスのシステムを使ったヴィッツベースのハイブリッドカーが出たら・・・・・・、という不安は付きまとってしまいますが。

ホンダとしてはフィットシリーズのうちの4割と見込んでおり(月間販売目標台数は1万4000台)、すでに1万4000台を集めた予約注文では1万台がハイブリッドだそうです。この好調が1年先、1年半先まで続いているか非常に気になるところです。


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2010年10月06日

モータースポーツジャパン2010 その2

イベント編
会場では各自動車メーカーのブースなど、至るところで車が走る以外のイベントも行われていました。その中でも特に盛り上がっていたように見えたのがトヨタブースでした(私の見た時間帯がたまたまそうだっただけかもしれませんが)。

ブースではスーパーGTのトムスチームのメカニックによるタイヤ交換のデモンストレーションが行われており大盛況。ガズーレーシングの反響もあるのか、トヨタ人気は急速に上がっているのかもしれません。


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タイヤ4本交換は2人で15秒以下! 迫力あります

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脇坂選手、伊藤選手も登場
その他、子供対象のカート教室やレプリカマシンのコンテストなども行われていました。

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・まとめ
このイベントは華やかな雰囲気の中、一度にいろいろなモータースポーツカテゴリーの車が見られて、大変素晴らしいイベントだと思います。それ以上に個人的に深く考えさせられたのは、景気のいい時にはあまり認識しないのでしょうけど、この不景気にこういったイベントを見ると、イベントが開催されることの有難さを痛感します。単純な話、自走できない競技車両をトラックに積んで移動させるだけでも大変なことですし、ましてタイヤから白煙が出るほどのデモ走行するとなったら、消耗品の交換や走行後のメンテナンスに大きなお金がかかるわけですから。とにかくこういったイベントが末永く続くことや、イベントを通して日本でモータースポーツが盛り上がること、モータースポーツの競技人口の増加を深く願いたいところです。
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2010年10月05日

モータースポーツジャパン2010 その1

先週末、今年で5回目の開催になる「モータースポーツジャパン」が開催されました。このイベントは日本のモータースポーツ界が一丸となりモータースポーツを一般の人にも広める、認知してもらうことを目的としたもので、場所も以前からアクセスのいいD1グランプリなどが行われる東京お台場の多目的駐車場で行われています。イベントの内容は競技車両のデモ走行、展示、ドライバーのトークショーなどが主なところです。私も土曜日の午前中のみという短い時間でしたが見に行って来たので、イベントの模様をレポートしたいと思います。

★デモ走行
土曜の午前中に行われたデモ走行はラリー関係が中心でした。

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ラリージャパンでインプレッサ、ランエボをバクバク食った奴田原選手のフィエスタ


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勝田選手のインプレッサ

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ラリージャパンの0カー、鎌田選手ドライブ

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ラリージャパンのインフォメーションカーを務めたフォレスター、大井こずゑ選手ドライブ

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ニュルブルクリンク24時間仕様のLFA、木下選手ドライブ

コースがそれほど大きくないことやLFAは2ペダルなのでクラッチを使った技が出来ないこともあり、迫力ではラリー関係優勢でした。しかし、なかなか聴く機会のないLFAのV10サウンドはギャラリーに深く刻まれたのではないでしょうか。


★車両展示

・スーパーGT
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今年のGT500マシンが勢揃い

・スーパー耐久(市販車に近い日本のレースカテゴリー)

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・ル・マン24時間

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92年2位のトヨタTS010と91年優勝のマツダ787Bのツーショット

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90年5位入賞の日産R90CP


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ファンの夢を乗せて走った33GT−R

・ラリー関係
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名車ST185セリカ

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キャロッセのスイスポ

・モンスタースポーツ

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テリー伊藤さん仕様のEVミニスポーツ
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パイクスピーク仕様のSX4、田嶋社長は新城ラリー、ベストカーイベント、このイベントと最近はデモ走行の嵐です

・GT−R


・その他

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もてぎのJoy耐仕様のCR−Z

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ニュルブルクリンク24時間レース仕様のインプレッサ

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FIA GT選手権仕様のGT−R

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セナが88年の鈴鹿で涙の初チャンピオンを決めたマクラーレンホンダMP4/4、今週セナの生誕50年を記念したドキュメンタリー映画も公開

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メルセデスベンツ日本が持ち込んだSLS
posted by 親方 at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 永田恵一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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